ドイツのミュンヘン市で行われている「ミニ・ミュンヘン」をモデルとした、子どもがつくる仮想のまちです。そこでは、子どもたち自身がまちの住民となり生活を営み、新たな空間やシステムを作っていきます。
子どもたちが多様性あふれる創造的なまちをつくっていく遊びです。
2015年度は、8月25日〜27日の3日間、九電記念体育館で開催します。
「ミニふくおか」の当日の参加者は、まちの住民になる前に、まちの仕組みや、どうやって生活するかなどのガイダンスを受けます。ガイダンスを受けた後、市役所で住民登録を行い、正式に「ミニふくおか」の住民となります。まちには無料で遊べる公園もありますが、まちで食事をしたり、買い物をしたり、遊んだりするのにお金が必要となるので、仕事をしてお金を稼ぎます。さらに稼いだお金で新たに自分が作りたい店や家などをつくることができます。
仕事以外にも遊ぶための公園があったり、学びの場としての大学や新しくまちを創造していく未開拓の空間もあります。自由に使える空間では新たに自分がやりたい店を開業したり、みんなが休めるベンチをつくったり、自分の家をつくったり新たなまちが創られることでしょう。
「ミニふくおか」に向けて、小学4年生から高校3年生までを対象とした子どもたちで構成された「子ども実行委員会」が5月より活動を開始します。「子ども実行委員会」では、ワークショップを重ねながら、まちをどのような空間にするのか、どんな店をつくるのか、話し合いを重ね、まちの土台をつくっていきます。そのまちの土台の上で子どものまちが展開されていきます。
また、福岡市の若者率は政令都市の中では第一位と高く、本事業においても若者の参画を活かすことを特徴の一つにしています。
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