絵本ミュージアム
絵本ミュージアム2018
REPORT
過去のレポート
絵本ミュージアム
REPORT
毎年夏に福岡アジア美術館で開催している「おいでよ!絵本ミュージアム」。子ども文化コミュニティも主催の一員として参加しています。
「絵本ミュージアム」は絵本の世界が飛び出したような空間が特徴で、子どもの感性や想像力を育むことを目的に2007年にスタートした子どものためのミュージアムです。
今年は、子どもの頃に誰もが持っている感性「センスオブワンダー」に注目して、「こどもの時間」をテーマに、子どもから大人まで世代を超えて楽しめる絵本作品を数多く取り上げました。
それでは今年の展示の様子をお伝えします!
こちらは三浦太郎さんの、子どもの肖像画を描くプロジェクト「こどもアイデンティティー」のコーナー。
公募した4歳から6歳の子ども30名の肖像画をこの度新たに制作していただき展示しました。
三浦太郎さんによるレジデンスアート。連日多くの見学者で賑わいました!
『はじめてのおつかい』作:筒井頼子 絵:林明子
誰もが子どもの時に経験するハラハラドキドキの大冒険。「はじめてのおつかい」は世代を超えて愛されている作品です。
『こんとあき』作:林明子
こんとあきの不思議な旅を映像で楽しむコーナーでは、お弁当を持ったこんが大人気でした。
『もりのかくれんぼう』 作:末吉暁子 絵:林明子
森の中に入り込んだような黄金の世界では、動物や言葉を探したり、絵本の新たな楽しみ方を体験していただきました。
『おばけのバーバパパ』作:アネット・チゾン/タラス・テイラー 訳:やましたはるお
いろんなものにかたちを変えることができるバーバパパは子どもにも大人にも大人気!
『そらとぶアヒル』文:内田麟太郎 絵:長新太
大きなランプシェードの明かりの下で想像力とユーモアにあふれる長新太さんの絵本を楽しんでいただきました。
『くっついた』作:三浦太郎
誰かとくっついて、絵本の表紙になろう!
『おまえうまそうだな』作:宮西達也
大迫力の空間とは対象的に、感動的なお話の内容にホロリとくる大人続出のコーナーでした。
『スイミー』作:レオ・レオニ 訳:谷川俊太郎
スイミーのお話をもとにしたインタラクティブな映像作品の中で、たくさんの子どもたちが自由に動き回って楽しんでいました。
『共感メッセージコーナー』
絵本ミュージアムの会場を見てまわって共感した、子どもの頃の気持ちや子どもを思う親の気持ちを絵や言葉で書いていただきました。