第18回 メル・プラッツ&d’CATCHシンポジウムのご案内
メル・プラッツ事務局
 新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

 第18回の公開研究会は、d’CATCH(ドゥキャッチ)プロジェクトの合評会とカップリングして、アジアにおける異文化理解とメディア・リテラシーについて語り合うシンポジムを、1月30日(土)に神田外語大学ミレニアムハウスで開催します。今回のテーマは、「アジアの大学、リテラシーの環:d’CATCH 2010 シンポジウム」です。どうぞお誘い合わせのうえお運び下さい。

 また2009年11月下旬に、東京大学出版会から『メディアリテラシーの道具箱』の姉妹書、『メディアリテラシー・ワークショップ:情報社会を学ぶ・遊ぶ・表現する』が出版されました。こちらもご高覧頂けると幸いです。
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     第18回 メル・プラッツ&d’CATCHシンポジウムのご案内
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■テーマ
「アジアの大学、リテラシーの環:d’CATCH 2010 シンポジウム」
Asian Universities, Ring of Literacy: d’CATCH 2010 symposium

■日 時 :2010年1月30日(土)10:00−18:30
             第1部 d’CATCH 合評会  10:00-14:50(使用言語=英語)
             第2部 シンポジウム       15:30-18:30(使用言語=日本語、通訳あり)
■会 場 :神田外語大学ミレニアムハウス(5号館に相当)
      <http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/institution/>
      千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1
■アクセス:<http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/access/>
      ・JR京葉線「海浜幕張」駅から徒歩10分
      ・JR総武線・京成線「幕張」駅から徒歩20分
       上記いずれの駅からもバスもあります
       
■シンポジウム登壇者:
○ナナタン・ウォンバンデュ(タイ、チュラロンコン大学)
Nanatthun Wongbandue: Chulalonkorn University, Thailand
○フェイ・マテル(フィリピン、サント・トマス大学)
Martel Faye Manalac: University of Santo Tomas, Phillipine
○ゼン・ジュンヤオ(中国、伝媒大学・南京校)
Zheng Jun Yao: Communication University of China Nanjing, China
○ペク・ソンス(神田外語大学)
Seongsoo Baeg: Kanda University of International Studies, Japan
[コメンテーター] 宇治橋祐之(NHK)
                 Yuji Ujihashi: NHK
[司会] 水越伸(東京大学)
Shin Mizukoshi: the University of Tokyo, Japan
■参加費 :無料
■事前登録:不要
■主催:メル・プラッツ、d’CATCH

■概要
 2010年のはじまり、メルプラッツはd’CATCH(ドゥキャッチ)プロジェクトの合評会とカップリングして、アジアにおける異文化理解とメディア・リテラシーについて語り合うシンポジムを開催します。

 d’CATCHは、2003年度にメディアにおける文化的多様性と文化的共存をめざし、メル・プロジェクトのサブプロジェクトの一つとしてはじまり、今では4カ国6機関が参加するまでに成長しました。多国籍で構成されるグループに分かれた大学生たちが共通のテーマにしたがって映像作品を協働制作し、異文化理解とメディア・リテラシーを学ぶ国際プロジェクトです。

  このプロジェクトは、複数の大学生グループがそれぞれ自分の国で映像を制作するところから始まります。彼らは、それらの映像をつなぎあわせてオムニバス映像作品にするために、1つの国に集まります。1週間弱をかけて行われるグループワークでは、異なる国の文化的文脈の中で企画され、つくられた複数の映像はそのままに活かしつつ、それらを結びつけるあらたな映像を協働して考え、制作し、全体を一つの作品にします。最後は、各グループの作品を上映する合評会。大学生たちは、合宿のようなかたちで語らい合い、共同制作に取り組む中で、おたがいへの理解を深めるとともにメディア・リテラシーを手に入れていくわけです。

 そしてd’CATCH 2010の会場は日本!
 4カ国の大学生、教員合わせて約80名が幕張(千葉市)の神田外語大学に集まります。今回の共通テーマは「LINK」です。大学生たちは5つの多国籍チームに分かれて、1月26日からオムニバス映像づくりに取り組み始めます。そして、このシンポジウムの第1部での発表と合評に臨みます。

 第2部では、大学生たちを指導する4カ国の大学教員が登壇し、d’CATCHプロジェクトを通して教員たち自らが学んできた、多様な異文化理解とメディア・リテラシーの知見や、国際共同プログラムのデザインのあり方、映像の比較文化論的研究の可能性などについて報告します。コメンテーターとしては、NHKの教育・教養番組分野で、国際交流やメディア・リテラシーに実践的に深く関わってきた宇治橋祐之さんが登壇します。後半は、約80名のd’CATCH関係者とともにディスカッションをしていく予定です。

<ご参加のみなさまへ>
 第1部のd’CATCH合評会から参加していただくと、d’CATCHの全体像がよりよくご理解いただけると思います。ただなにぶん長丁場となりますので、みなさまのお時間が許す範囲でどの時間帯からも合評会にはご参加いただけるようにしてあります。
 合評会は英語でおこなわれますが、第2部シンポジウムは日本語をベースに議論します。

  どうかお気軽にご参加下さい。一同お待ちしております。

■プログラム
1.d’CATCH 合評会
10:00-10:20 開会のあいさつ
10:20-12:35 学生発表(3グループ)
12:35-13:20 昼食休憩
13:20- 14:50 学生発表(2グループ)
14:50- 15:30 休憩

2.シンポジウム
15:30 - 15:40 開会のあいさつ
15:40 - 17:00 プレゼンテーション
17:00 - 17:10 休憩
17:10 - 17:30 コメント
17:30 - 18:30 質疑応答とまとめ
18:30:閉会

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     『メディアリテラシー・ワークショップ』刊行のお知らせ
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 東京大学出版会から『メディアリテラシーの道具箱』の姉妹書、『メディアリテラシー・ワークショップ:情報社会を学ぶ・遊ぶ・表現する』が出版されました。メルプロジェクトが生みだした18のワークショップを解説し、メディアリテラシーの来し方行く末を論じた、思想的でマニュアル的な本です。

『メディアリテラシー・ワークショップ:情報社会を学ぶ・遊ぶ・表現する』
水越 伸 編, 東京大学情報学環メルプロジェクト 編、東京大学出版会
ISBN978-4-13-053016-3, 発売日:2009年11月30日, 判型:A5, 256頁、
税込2940円/本体2800円
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-053016-3.html

Shin Mizukoshi and MELL Project on Interfaculty Initiative in Information
Studies, The University of Tokyo ed., Media Literacy Workshop: Learning,
Playing and Designing a New Information Society, University of Tokyo Press,
Nov. 30, 2009.

■内容紹介
すっかり当たり前になったネット,ケータイ,テレビ,本,雑誌・・・.
私たちをジャングルのように取り囲むメディアをとらえなおし,情報社会の未来をデザインしていこう!
メディアリテラシーを“身体でわかる”ための18のワークショップ を紹介.誰もが使えるレシピ(スケジュールや道具の解説)も付く.メ ディアを使う人,学ぶ人,教える人、すべてに役立つ思想的で,マニュアル的な1冊.

■目次

はじめに(水越伸)

1 メディアを異化する
解説(伊藤昌亮)
本を作る、本を売る(ペク・ソンス)
ねんどアニメをつくろう(村田麻里子)
名刺パンフレット(長谷川一)
メディアくらべ(坂田邦子)
コラム 「異人」と化す(水島久光)

2 メディアをわかる
解説(北村順生) 
異文化理解のためのビデオづくり(ペク・ソンス)
ローカルの不思議(小川明子)
友だちの絵本(長谷川一)
隣の国の晩ごはんづくり(安美羅)
コラム メディアのなかの「他者」(崔銀姫)

3 メディアをむすぶ
解説(境真理子)
博物館と市民をつなぐ(村田麻里子)
送り手と受け手の対話づくり(境真理子)
ジャーナリスト教育と送り手のメディアリテラシー(水越伸)
送り手と一緒にテレビをつくる(本橋春紀)
コラム メディアの「作り手」から「送り手」になるために(宇治橋祐之)

4 メディアで育む
解説(長谷川一)
パブリックなカフェづくり(ペク・ソンス)
メディア・バザールと流通システムの実験(伊藤昌亮)
思い出のビデオアルバム(見城武秀)
コラム メディアリテラシーの当事者とは(河西由美子)

5 ワークショップのつくり方
解説(長谷川一)
湯けむり殺人事件の謎(林田真心子)
モノと場をつくる(宮田雅子)
あとに残す、ふり返る(宮田雅子)
コラム 子どもを信頼しよう(高宮由美子)

付録 メディアリテラシーの展望 
「メディアリテラシー東京宣言」試案(水越伸)
日本におけるメディアリテラシーの展開(本橋春紀)
ワークショップ「型紙」キットの使い方(土屋祐子)
さらに学ぶためのリソース集(土屋祐子)

あとがき(水越伸)

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     メルプラッツのウェブサイトのURLが変更されました。
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 メルプラッツのウェブサイトのURLが新しくなりました。またこれに伴い、事務局のメールアドレスも変更されました。お手数ですが、変更をお願いします。

■新しいURL
http://mellplatz.net/
■新しい事務局のメールアドレス
2009@mellplatz.net

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※事前に申し込みは必要ありません。
※お問い合わせ先
メル・プラッツ事務局<2009@mellplatz.net>
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くわしくは、メル・プラッツWebサイト(http://mellplatz.net/)の情報を
ご覧ください。なお今年度の開催予定は以下の通りです。

□2010年1月30日(土)
 開催場所:神田外語大学(幕張)
 テーマ:アジアの大学、リテラシーの環:d’CATCH 2010 シンポジウム
□2010年3月5日(金)〜7日(日)MELL EXPO 2010
 開催場所:東京大学(本郷)予定

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

メル・プラッツ 2009年度オーガナイザー(事務局) 本橋春紀(BPO)
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※メル・プラッツは、以下の運営メンバーによって運営されます。
飯田豊/伊藤昌亮/宇治橋祐之/小川明子/加島卓/北村順生/金ヨニ/
見城武秀/駒谷真美/境真理子/坂田邦子/砂川浩慶/高宮由美子/
崔銀姫/土屋祐子/鳥海希世子/中川一史/長谷川一/林田真心子/
古川柳子/ペク・ソンス/松井貴子/水越伸/水島久光/宮田雅子/
村田麻里子/本橋春紀/山内千代子/劉雪雁
(29名、アイウエオ順) 

□お問い合わせ・電子メール送り先:
 メル・プラッツ事務局<2009@mellplatz.net>